バッハ作曲の「おしゃべりはやめて、お静かに」このタイトルは珈琲好きの娘リースヒェンと珈琲をやめさせたい父シュレンドリアンの物語が始まる前、語り手役が聴衆に向けて「どうぞ、このお話を聞いてください」という導入部の台詞から引用されています。ゆったりと幸せにコーヒーの時間をすごしていただけたら幸いです。

酸味を抑え、すっきりとした苦味。その中にさまざまな色合いを感じられる奥深い香り。温度によって風味が変化しますので、すこし時間をかけてお召し上がりください。飲みやすさと奥深さの両立は、親しみやすさの中に緻密な設計と細工を施しているバッハの音楽をイメージして、何度も試行錯誤しました。